Colonel Hathi’s Pizza Outpost(ハーティ大佐のピザ・アウトポスト)

ハーティ大佐のピザ・アウトポストは、ディズニーランドパリにあるS.E.A.関連レストランである。

ハーティ大佐とは、ディズニー映画『ジャングルブック』に登場するゾウのキャラクターである。

2018年ごろ、S.E.A.紋章のステッカーが貼られたトランクが飾られ、S.E.A.関連施設となった。ディズニーランドパリでは初のS.E.A.登場である。

トランク

2018年ごろ、レストランのプロップスのひとつとして、S.E.A.紋章のステッカーが貼られたトランクが登場した。地味な登場であったが、ディズニーランドパリにとっては初のS.E.A.関連プロップスであったため、一部のファンはこれを大いに喜んだ。

しかし、2019年4月ごろ、なぜなのか、このプロップスは撤去されてしまった。理由はわかっていない。

それから全くトランクが戻ってくる気配がなかったため、無かったことにされたのかと思われていたが、2020年8月ごろ、何事もなかったかの様にトランクが戻ってきた。

結局、なぜ1年以上もトランクが撤去されていたのか、謎のままである。

レストランの歴史とS.E.A.との関連性

このレストランの歴史を辿れば、なぜこのレストランがS.E.A.関連施設となったのかよくわかる。

1992年、ディズニーランドパリの開園と同時に、このレストランはオープンした。

オープン時は「Explorer’s Club Restaurant(エクスプローラーズクラブレストラン)」という全く別の名前で、「探検家たちが訪れ、食事をとるレストラン」という設定で、コロニアル料理を提供していた。ダイニングエリアには有名なヨーロッパの探検家たちの絵画が飾られていた。

しかしオープンからわずか1年後の1993年、提供していたコロニアル料理が不人気だったのか、レストランは東アジア料理を提供するようになった。

最終的には1995年に、『ジャングルブック』をテーマとしたレストランへと一新され、このときにレストラン名も現在のものへと変更された。料理もピザなどを提供するようになった。

つまり、今でこそS.E.A.とは関係が無いようなテーマのレストランだが、当初のテーマはS.E.A.にぴったりだったのである。おそらくこのことが考慮され、S.E.A.のステッカー付きトランクがひっそりと飾られるに至ったのだと考えられる。

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